仕事と子育てをしながらの年末の大掃除は、何となく12月に入ったらやればいいと思っていると、思っているだけで中々実行に移せなくて12月最後の週になって焦るという事態になってしまいます。
子供が熱を出したとか、○○に連れて行かなければならなくなったとかがあると、次の休みから始めようと思っていたのに、やる気がそがれた!となりかねないので、いつから始める、どこをやるなどのスケジュールって大切なんですよ。
そこで大掃除のスケジュールの立て方や段取り、掃除に必要なものなどの説明をします。
年末大掃除のスケジュールの立て方
大掃除をストレスなくやるためには、ある程度スケジュールを組んでおくと焦らずにやることが出来ます。
だからといってガチガチに組むのではなく余裕をもたせることで突発で入った予定にも対処できるようになりますよ。
スケジュールを組む前に、自分も含め家族の予定と大掃除を終わらせたい希望日をスケジュール表に書き入れてください。
11月はあまり無いでしょうが、12月は会社等の忘年会や保育園ではクリスマス会などが入ってくると思います。
忘年会の翌日は二日酔い?かもしれないですよね。掃除ができたとしてもガッツリと時間が取れないかもしれないので、ゆるい作業などを入れておくようにするためにも家族の予定はスケジュールに書きましょう。
年末の大掃除では、日頃手をかけられない場所をキレイにしたくなりますが、仕事と子育て、日常の家事などがあるから時間に限りがありますよね。
休日に集中して掃除ができるならいいけど、あれこれと雑事が入ってしまい掃除の時間が取れても半日から3時間くらいがせいぜいという事になると思うんです。
家族の予定を書き入れたら、次にまとまった時間を取れそうな日とその時間を予定表に書き入れてください。
あと、ゴミの日もチェックしておきます。
瓶や缶、新聞雑誌などは各自治体で集める日が違っているからどの日に何を出せるのかをチェックしておけば、その前にその作業をするという日程が組めますよね
次に、家の中を点検して回ってください。
キッチンや浴室、洗面所、玄関、各部屋を見て回って、ここだけはキレイにしておきたいとか日頃気になっている部分などを書きだしていきます。
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例えば
・浴室→カビ取り、蛇口と鏡のウロコ取り、排水溝
・洗面所→洗面台下の収納整理、棚の不用品処分
・キッチン→ガスレンジみがき、壁の油取り、シンク下収納整理と拭き掃除
・冷蔵庫→賞味期限チェック、庫内拭き掃除
・玄関→靴箱整理と棚拭き掃除
・トイレ→水洗タンク内掃除
・リビング→テレビ下収納の断捨離と整頓、蛍光灯傘拭き掃除、窓ガラス拭き
・押し入れ→整理整頓
・ベランダ→植木鉢等片付け、コンクリート床ブラシ洗い
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などをザックリとでいいので書きだし、どのくらい掃除に時間がかかるかを見積もります。1時間で終わるかなと思っても少し多めに見積もっておくようにしてください。
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・浴室→カビ取り、蛇口と鏡のウロコ取り、排水溝 (全体で3時間)
・洗面所→洗面台下の収納整理、棚の不用品処分 (全体で2時間)
・キッチン→ガスレンジ(1時間)、換気扇(1時間30分)、壁の油取り(1時間)、シンク下収納整理と拭き掃除(1時間30分)
・冷蔵庫→賞味期限チェック、庫内拭き掃除 (全体で2時間)
・玄関→靴箱整理と棚拭き掃除 (全体で2時間)
・トイレ→水洗タンク内掃除 (1時間)(つけ置き時間2時間)
・リビング→テレビ下収納の断捨離と整頓(1時間30分)、蛍光灯傘拭き掃除(30分)、窓ガラス拭きとレール掃除(1時間30分)
・押し入れ→整理整頓 (2時間)
・ベランダ→植木鉢等片付け、コンクリート床ブラシ洗い (全体で2時間)
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その見積もった時間と予定表に書き込んだ掃除できそうな日を照らし合わせて、合いそうなところに付箋に掃除内容を書いて貼っていきます。
付箋に書いてあれば、予定が変わっても入れ替える事が出来るからです。
スケジュール表に付箋を貼る際の注意として、キッチン関係は、大掃除終了希望日近くの日にするようにしてください。キッチンだけは料理で油はねなどがありますから、年末近くにしたほうが2度手間になりません。
それから、つけ置きなどをする場合には、他の作業ができますので、上手く組み合わせるといいですよ
終了日近くから予定を詰めていけば、いつから大掃除を始めればいいかもわかってきます。
あくまでも予定ですので、難しく考えないでザックリと決めてください。
年末大掃除の段取りは
大掃除をするときの段取りとは、その作業に集中できる環境にしておくことです。
トイレの水洗タンク掃除をする場合などは、つけ置きをする時間を設けなければいけません。ということはその間は使えないんです。
家族が家にいると「トイレが使えないよ」と言っておいても、子供は我慢できませんよね。夫に子供を連れて出かけてもらうように段取りをしておくとストレスなくできます。
タンクの水を流さなければいいのなら、「バケツに水を汲んでおけばいいじゃん!」と思うでしょうが、普段の習慣というのは恐ろしいもので掃除をしている本人でさえも、トイレ使用後はうっかり流してしまうんですよ。
また、大掃除の期間は掃除に使う道具はカゴや箱などに入れておけば作業を始めるのも片づけるのも早いし楽です。
箱の中には、水回り関係で使う道具や洗剤とは別に、リビング掃除で使うものをまとめて入れておく小さな箱もあると便利ですよ。
あと、午前中から掃除を始めるのなら、お昼ご飯の準備をしてから始めましょう。夫にお弁当を買いに行ってもらうのもいいですが、早めに伝えるなどして手配しておけば掃除に集中できます。
午後からなら、晩御飯の下ごしらえまでは済ませてから掃除にかかるようにします。
掃除をしながら、ご飯の心配をしていると集中できなのもありますが、「なんで私だけこんなに忙しいのよ!」とストレスを感じないで済むんです。
これらは、3人のわんぱくな息子たちと言われないと分からない夫にイライラしながら掃除をした経験談からのアドバイスです。
年末大掃除に準備しておくもの
掃除をする時に最低限必要なものは、洗剤と雑巾ですよね。
洗剤は、掃除をする場所別にいろいろ販売されていますが、実際にはそんなに必要ありません。
私が普段使っている洗剤は、セスキ炭酸ソーダの水溶液です。(配合は水500mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ1)
汚れが酷くなければ重曹でもいいんですが、使い分けるのが面倒になってくるとセスキ炭酸ソーダだけで掃除してしまうくらいほとんどの汚れに対処できます。
セスキ炭酸ソーダは皮脂や垢などの軽い汚れ、台所のベタベタ汚れ、取っ手やスイッチの手垢汚れなど使えます。
あとは、酸素系漂白剤も使います。酸素系漂白剤といっても、過炭酸ナトリウムだけの漂白剤ではなく、オキシクリーンのことでそれもコストコで売られている物が安くて手間なく汚れを落としてくれます。
浴室で使う洗面器や風呂イスなどはお風呂のお湯が温かいうちに浴槽にオキシクリーンを入れて混ぜて洗面器や風呂イスを沈めて一晩浸けておく、翌日に軽くスポンジでこするだけで、洗面器に着いた石けんカスがキレイに落ちます。
ということで、用意しておく洗剤はセスキ炭酸ソーダとオキシクリーンと浴室のカビ取りをするならカビ取り剤。
あと、雑巾として便利なのが捨てようと思うほどボロくなった綿のシャツやTシャツです。
シャツのままでは使いづらいので適当にカットしておきます。私がカットする場合は下記のようにしてます。
服を断捨離する時には雑巾にできそうな服は全てカットしていつでも使えるようにしているんです。
雑巾だと汚れたら洗いながら使うけど、ボロ布なら汚れたらティッシュのように捨てられるのがいいんです。洗う時間を短縮できます。
洗剤と雑巾以外では100均でサッシブラシとスプレーボトル、スポンジなども買っておくと便利です。
さいごに
子供が小さいうちは大掃除の助けになりませんが、小学生になったら少しずつでも掃除を手伝ってと言ってやらせるようにすると数年後には戦力になってくれるようになりますよ。
また、夫もやってほしいことを具体的に伝えて掃除をしてもらいましょう。男性って何をしていいのか分からないみたいで、「今日のスケジュールはココとココを掃除しますから、あなたはこれをやってね」って言えばやってくれます。
上手く操縦して楽しましょうね
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