シュロの葉でハエたたきが出来た!編み方は?ほうきも作れた

シュロの木って植えていないのにいつの間にか成長していたりしませんか?特に木が生い茂っている場所を剪定して整理してみるとシュロが育っていてビックリしたという思いをしたことないでしょうか。

というのも先日、枝葉が大きく広がってしまった木を剪定して下草を取り除いたら、シュロが出てきたんです。

もちろん植えた覚えはありません。たぶん鳥がシュロの実を食べて種をまき散らしたんでしょうね。

折角出て来たシュロなので、昔のハエたたきを作ってみようと思います。

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シュロの葉でハエたたきが出来る

今の時代はたくさんのハエに悩まされることって少ないと思いますが、たった1匹のハエにイライラさせられることはありますよね。

わが家はベランダでカメを飼っているので少しでも水が汚れるとハエが集まってきてしまいます。なのでうっかり窓を開け放しておくとハエが家に入ってしまうので、ハエたたきは常に部屋に置いてあります。

昭和半ばごろ生まれの私の子供時代に、明治生まれのおじいちゃんが作っていたハエたたきがシュロの葉で出来ていたんです。

手作りのハエたたきのメリットは、柄の長さが好みのサイズにできることと、よくシナることです。

使ってみると分かるんですが、目標物に対してそれほど近づかなくても叩けるのと、あまり風を起こさないのかハエが気が付く前に叩けているんですよ。

実際に作った直後にハエが試していいよと言わんばかりに家に入ってきたので、ハエたたきを使ってみました。シュロの葉のハエたたきは久しぶりなのに驚くほど狙い通りにハエを叩けてビックリしました。

叩く面も市販品より小さいから、物が込み入っている場所に止まっても叩けちゃうんです。

50年近く前の記憶を頼りに作ったので、あれこれと試行錯誤しながら、まるで夏休みの自由研究をしているみたいに楽しく作れました。

思わず、10数本作ってしまったのは、ご愛嬌です。

これがシュロの葉です。大きさを確認できるものを置いてないので分かりづらいですが、かなり大きい葉ですよ

編みかたは、後程詳しく説明しますが工程を説明すると

①シュロの木から出来る限り茎の根元近くから切り落す。
②シュロの葉を細く切り裂いて2日~3日干す。
③シュロの茎を好みの長さに切り、葉も付け根から30㎝ほど残して葉先を切る。
④シュロの葉を編む

これだけです。

では、簡単に箒の作り方を説明します。

シュロのハエたたきの編み方

編み方の前に、シュロの木から切り落とす時、出来る限り茎を長く切ってください。

シュロの木や葉の成長しだいで茎の長さがバラバラなので、切ってからも少し長さが欲しいと思っても間に合いませんから長めに切るようにしてください。といっても、葉の根元から1mほどあれば十分なんですけどね。

私は、切り落とした茎も他で使ったので出来る限り長くきりました。干す作業のときにあまりに長いと邪魔なのでこの段階で1mに切ってしまっても大丈夫です。切り落とした茎は捨てないで一緒に干してくださいね。

切り落とした葉は、ざっと濡れ雑巾で拭いてから細く裂きます。

葉の根元近くは細長い葉が繋がっていますので、それを離すのと細い葉そのものも背骨のように固い葉脈付近からも裂いてください。

この裂く作業をすることで、葉が丸まってきて編みやすくなり、葉そのものも針のように固くなってきます。

裂いたあとは、葉があっちこっちに向かないように平らな場所に置くか、茎を上にして吊り下げて干してください。2日から3日で葉は丸まってきます。1日たったら裂き忘れが無いかをチェックしてみてくださいね。

葉が丸まってきたらハエたたきに編む前に葉先を切ります。茎から20㎝くらい残して葉先は切り落とします。実際の出来上がりサイズは12㎝ぐらいになりますけど、あまり短いと編みづらいです。

編むときの紐は、タコ糸や綿の紐が緩まなくて使いやすいです。太さはタコ糸の10号くらいのものからもう少し太くてもいいと思います。この辺りは色などと一緒に好みのものを探すのも楽しいかもしれません。

私は、木綿糸ぐらいの細いものでもやってみましたが、太い方が楽で見た目が良いことに気が付き、100均でロープワーク用の綿の紐を見つけ使ってみたらすごく使いやすかったので、そればっかり使っています。(見本に使っている青い紐がそれです)

編み方は、紐を50㎝切って半分にして葉を挟んで交叉するのを繰り返すだけです。

このとき、葉を2本で交叉する方法と4本で交叉するやりかたでハエたたきの幅が違ってきます。2本だと10㎝から14㎝と葉の大きさにもよりますが薄く大きめにできます。4本では7㎝くらいと小ぶりになりますが、密度と厚みがあって早く出来上がります。

2本での作り方

最初に3本葉をとり、紐を交叉して次に2本取って交叉、また2本取って紐を交叉を最後まで繰り返し、最後のところは2本か3本の余った本数で交叉して固結びをとめます。

1段目が出来て全体を見ると紐が曲がっていたりしても、指で紐の下の部分の葉を挟んで紐を上げるようにすると動きますので調整してください。

もう少し詳しく説明すると、紐を上げたい場合には片方の指で葉の根元付近を挟んでおさえて、もう片方の指で紐のすぐ下の葉を挟み上に紐を持ち上げると動きます。

また、葉が首をかしげたように曲がっている場合には、曲がっているのと逆方向の根元当たりの葉を膨らますように少しずつ引っ張って調整してください。

2段目は最初が2本で1本残して交叉、次は残した1本と隣の1本を取って交叉を繰り返し、最後は固結びで締めます。

3段目は最初が3本にしてと最初の段の通りにして、余分な葉先と紐を切り落とします。

紐を太さや色を変えたり、葉の本数を変えたりして何種類か作って楽しんでくださいね。

シュロの葉でほうきも作れる

シュロの箒といえば、シュロの皮繊維で作られたものが本来の物ですが、切り落とした葉先部分を捨てずに干しておいたら、良い感じに硬さと細さができて、まとめたら箒にしても使えるものが出来たんです。

ハエたたきを何本も作ったためにたくさんの使わない葉先がでてきて何かに使うかもと取っておいたから思いついたんです。私としては偶然の産物だったのです。

実は、玄関の外側に蜘蛛が多くて、ちょっと油断すると蜘蛛の巣がたくさんできているので、すす払いのようなものが欲しかったんです。

市販品のすす払いほどの長さはいらないけど、竹箒では短いというジレンマ。

ハエたたきが出来た時に、蜘蛛の巣掃除に使えそうだと思ったけど、もう少し葉の部分が多い方がついでにほこり取りも出来そうと思い、こちらも試行錯誤した結果。すす払いと箒が出来ました。

箒は、家の中より外のコンクリートやアスファルトを掃くのに良い感じです。

シュロの葉の箒の作り方

作り方と言っても、切り落とした葉を小さな束を6つ作り、それをまとめて結束して柄を取り付けるだけです。

これが切り落とした葉で、載せてある板の長さが40㎝ほどなので、葉もほぼ同じくらいの長さです。シュロの葉10本分くらいの量です。

でも、先端は柔らかすぎて使えませんから実際に使える長さは25㎝くらいになります。

小さな束は親指と人差し指で掴めるくらいの数を1束にしました。束にするごとにしっかりと括ります。

小さな束を3つまとめて括り、それを2つ作り、間に柄を挟むようにして全体を括ります。さらにもう一か所しっかりと縛りました。

柄にしているのは、シュロの茎の太目のものを2本まとめて、麻ひもで全体を装飾するように巻きました。

友達に見せたら、とても気に入ってくれて欲しいと嬉しい言葉をもらいましたよ。

シュロの葉のすす払いの作り方

これも作り方というほどのことはなく、ハエたたきを編む前の状態のものを2本抱き合わせて、縛っただけです。

抱き合わせて縛ったままでは、カッコわるいので、これも柄の部分を麻ひもでまきました。これだけで雰囲気がガラッと変わります。

さらに、短い切り落としの葉で、サッシのレールを掃く箒やテーブル箒なども作れてしまいます。

さいごに

工作物が好きな私にとってシュロの葉はたくさんの物が作れて楽しかったです。

惜しいなと思ったのは、子供が小学生の時にシュロのハエたたきを作るということに気が付いていれば、夏休みの工作や自由研究に使えたなと言うことです。

作ってみると分かるんですが、柄の長さはどのくらいが良いんだろうとか、紐の色って、今は緑だけどいずれ枯れて茶色になるはず・・・その時に目立つ色がいいのか?など研究の余地はいくらでもありそうです。

実際に私はそれを考えながら作りましたからね。

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