母の日にプレゼントしてもらうカーネーションをうまく育てる事ができなくて、枯らしてしまうという話を聞きます。
私も以前は1年草だと思っていたくらい冬までに枯らしてしまっていました。自分で購入したものなら枯れてしまってもガッカリはしますが簡単にあきらめがつきます。しかし、子供からの母の日のプレゼントは枯らしたくありませんよね。
上手に育てれば秋に鉢一杯のカーネーションの花をまた見る事ができます。
カーネーションのつぼみがスカスカになったり枯れてしまう原因を知って秋にもう一度咲いてもらいましょう。
母の日のカーネーション鉢植えの育て方って
まずは、基本的なカーネーションの育て方から
置き場所
真夏以外は、カーネーションの鉢植えは日当たりがよく、風通しのよいところに置いてください。
高温多湿に弱いので、夏の直射日光や梅雨時期の蒸れな注意が必要です。
また、冬の寒風も避ける場所がいいでしょう。
水やり
鉢の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりあげてください。
水やりの際、カーネーションの上から如雨露でまくのではなく、花に水がかからないように土に水を与えるようにしてくださいね。
肥料
目安として緩効性化成肥料なら月に1回、液体肥料の場合は1週間に1回あげてください。ただし、夏の高温になる時期と冬はあげないようにしてください。
花が終わった後の手入れ
たくさん咲いていた花もまばらになり、茎が伸びすぎて倒れてしまうなど、見栄えが良くなくなってきたら、思い切って切り戻しをしましょう。
カーネーションの切り戻しは、茎を半分くらいまで切り詰めてしまって大丈夫です。すぐに脇から新しい芽がでてきて復活しますよ。
カーネーションのつぼみがスカスカになるのは?
母の日に素敵なラッピングをされたカーネーションの鉢植えを貰うと、ラッピングを外すのも勿体なくてそのまま飾っていますよね
そして、自分が良く目にすることが出来る場所に置いていませんか?
カーネーションはお日様が大好きなので、できることならラッピングを外し雨があたらないベランダ等の外に置いてください。
私は、ベランダで雨が当たらなければいいかと思い、窓から良く見える所に置いたら、そこはベランダの壁によってあまり日が差さないところだったんです。
たくさんの花芽があったから今咲いている花が終わっても次々と楽しませてくれると期待していたのに、どんどん花が少なくなってきたので、花芽を触ってみたら中身が無い!
あれ?と思ってお花屋さんに聞いたら、「置いている場所にちゃんとお日様は届いているか確認してあと肥料もあげている?」と言われ観察したら日陰になっていました。肥料は液肥をだいたい週に一度あげていたんだけど、薄める倍率を間違えていて薄すぎました。適当ではダメだということを覚えましたよ。
慌てて、場所を移動させお日様に当てるようにしたら、切り戻しした次からの花芽にはしっかり中身が入りました。もちろん液肥も適正な濃度にしてあげました。
カーネーションの鉢植えが枯れる原因って?
プレゼントされたばかりの鉢植えは全体に生い茂っていますよね。そこにラッピングを付けたままでは蒸れてしまい下の方が枯れてしまうこともあります。
カーネションは高温多湿が苦手!
真夏の強い日差しを浴びると弱ってしまい、お水のやり過ぎだと根腐れをおこしてしまい枯れてきます。
あと、確認してほしいのがビニールポットに入って植木鉢に入れてないか見てください。もしポットに入ったままなら、一回り大きな植木鉢が有ればそちらにいれてあげてください。
土を崩さないようにして培養土を周りに足してあげる感じです。ポットに入ったままで売られている場合、水はけが悪いなど土もあまりいいものを使っていないことが有ります。
枯れるだけでなく元気も亡くなってきている場合は、お水が足らなすぎの場合もあります。その場合にはバケツに水を入れてカーネーションの鉢ごと30分くらい浸けておいてください。しっかり土が水を吸いますので、カーネーションも元気になってきます。
さいごに
母の日のプレゼントの定番はやっぱりカーネーションですよね。
私が、初めて子供から貰った小さなカーネーションの鉢植えはいまでも大切な思い出ですが、上手く育てられずに枯らしてしまったのが申し訳なく思っていることも思い出になっています。
その思いがあるから、毎年貰う鉢植えを何としても来年も咲かせると頑張っているからなのか、息子たちは色々な鉢植えを贈ってくれるようになりました。
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