12月に入ると、大掃除の段取りをしながらも年賀状のことが頭から離れない、早くやらなきゃと思いつつも実行に移せないのは、長く会っていない友人知人たちへ年賀状を出す意味があるんだろうかというのがあるからじゃないですか?
私は、年賀状の印刷が終わってから、自筆でコメントを入れる時に長く会っていない友人に何も書けなくて時間ばかりかかるのが嫌で出さないようにしようかと毎回悩んでいました。
そのうちに、お互いがコメントなしの定型文と干支のイラストだけの交換になってきたんです。意味ない気がする・・・
一人ではなく数人の友人知人との年賀状のやりとりをやめる事ができたので、そのタイミングなどのお話をします。
年賀状だけの付き合いをやめたい
もう何年も連絡を取り合っていない人って、関係を絶っても問題ない人なんじゃないかと思いませんか?
学生時代の友人や、子供がらみの知人などは生活環境の変化と共に関係が薄くなってきていますよね。今更連絡を取り合っても話も合わないし楽しくもありません。
そんな関係の人なら年賀状だけのやり取りもやめてもいいんじゃないかと思います。
ただ、連絡を取り合っていなくても、関係を切りたくないとか時間が出来たら会いに行きたいという人なら今は年賀状だけでも切るのは辞めた方がいいです。
年賀状のやり取りをやめる基準って、結局は自分がこれからその人とどうするかを考えれば答えはでてきますよね。
私は、学生時代の友人とのやり取りは3人だけになりました。それ以前にはたくさんいましたが、こちらが元旦に届くようにと投函しても相手は年賀状が届いてから返信のようにして4日とか5日に届く人が多くなってきたんです。
元旦に届くようにしない人は、年賀状のやり取りをする気持ちがないんじゃないかと思いますよね
例外的に一人だけ、元旦の朝に年賀状を書く友人はいます。彼女の場合はそれが分かっているし、こだわりなんだなと思っているから気にしません。
というより、元旦の朝に書くのが本来の年賀状の姿なんですよね
メールが普及してすぐに「あけおめ」メールというものが流行りましたが、年齢的に若者ならともかく40歳を超えて年明けと同時にメールを送られても白けたのを覚えています。
また、メールで一斉送信というものも、裏表印刷だけの年賀状と大差ないですよね。
個々に文章を考えて送るならメールでもいいと思いますけど、そんなことしていたら元旦の朝から何もできなくなってしまいます。
では、やめる時ってどうすればいいのか?
わざわざ最後の年賀状で宣言するのか?
ココが悩みの種でやめたくてもやめられないってとこですよね
年賀状にコメントもないからやめ時かな?
相手も年賀状を出すのをやめたくても切っ掛けがなくてやめられずに惰性で出しているのかもしれない。
どうしてそう思うのかの判断材料に、これまでは一言でも自筆のコメントが添えられていたのに、何も書かれなくなってきた時。
コメントが無いのって凄く寂しいですよね
でも、自分に置きかけてみると、長年会っていない近況も年賀状の1行くらいでは、コメントができないってことじゃないのかな。
それなら、お互いがやめる時を探り合っているなら、出さなくなっても何の問題も無い気がします。
長年会っていないという事は、これから接点が持てるとも思えませんしね。
私は、このパターンに当てはまるのが、亡くなった主人の親戚なんです。新婚の時に1度お会いしただけで、後は年賀状だけのやり取りを長く続けてきました。
ここ数年は、報告することもなくお互いに裏表印刷だけで済ませてきたんです。そろそろやめ時だなと思っていたら、今年の年賀状にに珍しくコメントがありました。
「新しい家族が誕生しました・・・・」孫が生まれたようです。
お互いの長男が同じ年齢なので子供の報告をしあっていたため、子供の成長と共に報告することが無くなっていたんです。
あ~また報告することができてきたから続くんだなとちょっとガッカリですが、この親戚とはお互いが年取るまではやめられないんだなと覚悟もできました。ちなみに我が家の息子たちは結婚していなので報告することがないんですけどね。
親戚は切るに切れないですもんね。
年賀状にコメントが無くても、私のようにまた再開されるパターンもありますので、その方と今後のお付き合いをどうするかということを考えて出すか出さないか決めてもいいと思います。
年賀状をやめるタイミングっていつ
喪中はがきが切っ掛け
私が年賀状を出さなくなった、あるいは相手から来なくなったタイミングは喪中はがきを出した、受け取った翌年からです。
パソコンにキチンと住所録を整理して年賀状を出したとか喪中はがきを受け取ったなどのデーターも記録されていれば、出し忘れということになりません。
ところがそんな人は少ないと思うんです。年賀状ソフトを使い慣れていないとか買い替えてデーターが飛んだなどがありますよね。
そうなると、今年頂いた年賀状を元に作ることになり、喪中はがきをいただいていた場合に年賀状と一緒にしていないとすっかり忘れてしまいます。
相手から元旦に年賀状が届いて、この段階で出していないと気が付けばいいですが、裏表印刷が通常になっていると出しているものだと思っていて、こちらから年賀状を出さなかった。
かなり失礼な話ですが、返信の形の年賀状を出さなかったことで、自然にフェードアウトしてしまっていました。
逆のパターンで、出さなくなった年賀状もありますよ。こちらが喪中だった場合で、次の年に出したけど年賀状が来なかった場合には私もその次の年には出しませんでした。
引っ越しが切っ掛け
引っ越しをすると「引っ越しをしました」という住所変更のお知らせをしますよね。
この時に、年賀状だけのお付き合いになってしまった人や切ってもいいと思われる人にはお知らせをしないという方法もあります。
これって、私がやられたんですけどね。
若い時に勤めていた会社の先輩で、大好きな人だったので年賀状だけのお付き合いでも繋がっていたかったんです。
お互いに結婚して、会うこともできないけど子育てが落ち着いたら会いたいなと思っていましたが、引っ越しをしたことを知らせてもらえずに、年賀状はあて先不明で帰ってきてしまい、そのままとなりました。
ショックだったけど、長く会っていなかったから引っ越しを切っ掛けに切られたんだなと思ってあきらめました。
こちらが思うほどに相手は思っていなかったってことですよね。
まとめ
高齢になってくれば、年賀状もそれを理由にやめますと宣言して出さなく出来ますが、年齢を理由にできない場合には宣言してやめる理由が難しくなってきてしまいますよね。
年賀状だけでしか付き合いが無いのなら喪中はがきや引っ越しを機会にいつの間にかやり取りが無くなってた。
という感じに持って行くのが良いのではないかと思います。
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