ホームベーカリーはパンを焼くだけでなくお餅を作る機能もあるので、正月用のお餅も作れますね
でも、お餅って取り出す時が大変で、たくさんお餅が内釜についてイライラさせられませんか?
それから、早く作っておくとカビてしまうかもしれません。
内釜からお餅をキレイに外す方法と打ち粉を使わず袋でのし餅を作る方法、カビ無い保存方法を説明します。
ホームベーカリーで餅をキレイに取り出すには
子供が小学生のとき、PTAのバザーでのし餅作りを経験しました。
枚数にして多い時は50枚くらいになり、2日がかりの仕事だったんですよ
その時に餅つき機からつき立てのお餅を上手に取り出す方法を教えてもらいました。
その方法とは、餅つき機のスイッチを切ってすぐに、手を濡らして手を餅に差し入れるようにして取り出す方法です。
教えてくれた方は農家の方で、年末近くになると家族総出で相当数ののし餅を作るそうで、慣れているからできる事でした。
素手でやるには慣れていても熱いから、キレイな軍手をつけてから水に手を入れてからやるといいよと教えてくれました。
仕上がる寸前に軍手をつけて準備、他の人にスイッチを切ってもらい、素早く取り出すという、時間勝負になります。
動きを止めると丸くなっているのが、ダラーと内釜に張り付くようになってしまうから、キレイに取れないのです。
ダラーとする前に、素早く取り出すのがコツになります。
大きな餅つき機だからできる技でもありますが、ホームベーカリーのように小さく手を入れることが出来ない場合には、しゃもじを濡らして餅と内釜に水分を与え、引きはがすように濡れた軍手の手で取り出す方法もあります。
また、こちらも時間勝負ですがつきあがったと同時に内釜を持ち上げて、すぐにひっくり返して、餅の重みで落ちてくるのを待つ方法もあります。
どちらの方法も、餅はねがお餅と一緒にくっ付いてきてますので、すぐに取り出して周りについているお餅を外してください。
お餅は水に浸せばすぐにとれますが、何もせずそのままだと、取るのが大変になりますからね
のし餅を粉を使わずに袋でのす方法
のし餅の作り方は餅とり粉や片栗粉を打ち粉にして成形する方法が一般的ですが、このやり方だと粉まみれになるし、手もベタベタになってしまいます。
少し厚めのビニール袋に入れて伸ばせば粉もいらないし、手も汚れません。
専用の袋も市販されていますが、ホームベーカリーで作れるお餅の量は3合くらいですよね
なので、ジプロックの袋くらいの厚みであればいいので、大きめの物で代用できます。
2㎏入りのお米の袋を使っている人もいますよ
袋を使ってのし餅を作る方法
袋の口を折り返してお餅が周りにつくことなく底に入れられるように準備しておきます。
お餅がつけたら、素早く袋にいれます。
袋の折り返しを戻してテーブルの上において伸ばしていきます。
つきたては熱いので軍手をすると作業がしやすいです。
お餅が四隅にしっかり入るように、伸ばしますが、底の2隅に空気が入ってしまいお餅がいきませんので、針などで穴を開けて空気を出します。
空気が出ればお餅が隅までいきます。
下から少しずつ上に左右にと手で伸ばしていきます。
ある程度上まできたら、袋の口をお餅が出ないように折りこんでおいてください。
最初から麺棒で伸ばすより、ある程度袋の中一杯にお餅を広げた方が麺棒で伸ばす時に楽です。
手で、大体伸ばしたら、麺棒を使って均等な厚みになるように成形します。
袋とお餅が密着して空気が入らないようにもしてください。
均等な厚みになりましたら、平らなところに置いて固くなるのを待ちます。
大体1日~2日かかります。
指で押してみて弾力があるようなら袋から出せます。
固くなりすぎると切るときが大変です。
お正月用に餅がカビないように保存するには
のし餅を切って保存する場所は冷蔵庫ですよね
カビ無いようにするには、お餅を保存する入れ物にわさびか辛子を一緒に入れておくだけです。
タッパーなどの容器でもジプロックの袋でもどちらでも入れるものはOKです。
わさび、辛子どちらでも効果は変わらないので、お好みになりますね
ちなみに私はわさびを使っています。
ペットボトルのキャップくらいの大きさのものに、チューブのわさびか辛子を出して、お餅と一緒に入れておいてください。
たったこれだけで、不思議なことにカビません。
長期に保存しておこうと思ったら、冷凍になります。
冷凍するときは、お餅とお餅の間にラップを挟むと1つづつ取り出せますので便利ですよ
さいごに
お餅は買うものだと思っていたけど、ホームベーカリーでお餅までつけるなんて便利な世の中になりましたよね
つきたてのお餅の味は格別です。
お餅をカビ無いようにする方法のアレンジで、鏡餅も自分で作った場合に、重ねるお餅の間と下にわさびシート切って挟んでおくと、同じ効果があります。
コメント