バレンタインデーに好きな人のために心をこめて作っていた生チョコなのに、なぜか固まらない!
柔らかすぎて、切ることもできない!
柔らかすぎた生チョコを修正する方法とどうしても駄目だった場合の生チョコの再利用方法を紹介します。
生チョコが柔らかすぎる時の対処方法
冷やす時間が足りないのかも
生チョコが仕上がってからどのくらい冷蔵庫にいれておきましたか?
2時間?
柔らかすぎる場合には、もう少し冷蔵庫に入れておいてください。
出来れば一晩。
チョコと生クリームの配合が合っていないのかも
一晩入れても、柔らかすぎる場合には、チョコと生クリームの配合が合っていないのかもしれません。
なので、チョコを少し足してみましょう。
もう一度生チョコを湯煎にかけてください。
湯煎のお湯の温度は沸騰したものを使わないようにしてくださいね。
チョコが溶ける温度は50度くらいなので、手を入れて熱いなと感じるくらいです。
もう一つのボウルに追加するチョコを刻んで入れて湯煎に掛けます。
追加するチョコは、最初に作った時の配合がチョコ2に対して生クリーム1なら適正の配合になります。
が、リキュールとか他に入れている物があると、生クリームをその分減らさないとダメなんですよ。
他に入れた物の分の倍のチョコを足してください。
湯煎し直すことで風味が少し落ちてしまう可能性はありますので承知しておいてくださいね
生チョコ作りが失敗してしまった原因は?
生チョコ作りはレシピサイトによってアレンジもされているので、材料等も微妙に違っていたりしますよね
でも、基本を押さえておけば、アレンジされていても対処することができます。
失敗してしまった原因を作り方から探っていきましょう。
生チョコ作りの材料
板チョコ 50g 4枚
生クリーム(動物性)100㏄
ココアパウダー 適量
チョコレートと生クリームが2:1になるようにしてください。
チョコレートも板チョコならカカオ分が35%~40%くらいですが、クーベルチュールを使う場合にはカカオ分が何パーセントなのかを確認してください。
高カカオのクーベルチュールを使うとなると生クリームの量を少し多くしないと分離してしまうことがあります。
また、生クリームは植物性と動物性がありますが、動物性の方がコクがあって美味しい生チョコができますので、動物性の脂肪分35%を使ってください。
作り方
1.チョコレートを細かく切って水気をキレイに拭いたボウルに入れます。
乾いたまな板の上で、チョコレートを細かく刻みます。
出来るだけ大きさをそろえるようにしないと、溶ける時間が違ってダマになりやすいからです。
※チョコは冷蔵庫に入れてあったのなら室温に戻しておいてください。
2.生クリームを鍋で温めて沸騰させます。
※沸騰寸前とネットで言っている方もいますが、湯煎したチョコに温めた生クリームを入れるなら沸騰寸前がいいのですが、刻んだチョコに入れるなら沸騰させてください。(吹きこぼれに注意してね)
3.生クリームをチョコの入っているボウルに入れ、ダマにならないようによく混ぜる。
※生クリームを入れてからチョコが溶けるのを待ってから混ぜるようにします。
チョコが固いうちに混ぜると分離したり、口触りの悪いチョコになってしまうことがあります。
混ぜる時は泡だて器ではなくゴムべらで底からすくうようにして混ぜてください。
4.バットに、クッキングペーパーを敷いてからチョコを流します。
※冷蔵庫で冷やすのは2~3時間くらいで固まりますが、3時間以上冷やして固まらない場合には、もう少し時間を置いて様子をみる。
5.お好みの大きさに切り、ココアパウダーを全体にまぶして出来上がりです。
※で説明している所が失敗しがちなところです。
1.チョコと生クリームの温度
2.生クリームとチョコが馴染む前に混ぜているのかもしれない。
3.ゴムべらを使っていなかったのかもしれない。
5.冷やす時間が足りなかったのかもしれない。
生チョコを失敗してしまった時の再利用方法
失敗した生チョコを使ってチョコのお菓子に変身させましょう。
ほとんど手を加えることなくチョコを消費できるのは次のものです。
・牛乳を足してホットチョコレートにして飲む。
・チョコフォンデュにして、果物やクッキーなどにつけて食べる。
・アイスクリームにかけてチョコアイスにして食べる。
これでは、飽きてきてしまうし、日持ちがしないので、焼き菓子にする方法がクックパットで紹介されていました。
生チョコとホットケーキミックスを混ぜてチョコクッキーに
生チョコリメイククッキー
https://cookpad.com/recipe/3024941
ブラウニーに
救済!失敗生チョコリメイクブラウニー
https://cookpad.com/recipe/3024095
チョコアイスに
余った生チョコでチョコカスタードアイス!
https://cookpad.com/recipe/4355056
まとめ
お菓子作りって基本がわかっていればアレンジするのも簡単なんですが、チョコレートは奥が深いですね
それだけに、上手に出来た時は沢山の人に食べてもらいたくなります。
でも、一番に食べてもらいたいのは好きな人にですよね
クーベルチュールで作るとなめらかでコクのある美味しい生チョコができますが、最初は板チョコで練習をしてみてください。
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