鼻水と咳がでているけど、体を温めれば大丈夫!お風呂に入って早く寝れば治る!でも、会社ではインフルエンザで休んでいる人がいる。
予防接種してもインフルエンザに感染するの?もしインフルエンザだった場合に、家族より先にお風呂に入ったら家族が感染しちゃう?
「あれ?インフルエンザって高熱から始まるんだよね~」鼻水や咳から始まるのはやっぱり風邪かな?
そんな不安や疑問は、こちらの記事を呼んで解決してください。
インフルエンザの初期症状は風邪の症状と似てる?
インフルエンザの主な初期症状は、悪寒から始まって高熱になり倦怠感、筋肉痛、関節痛などになって熱が下がったころから鼻水や咳が出始めます。
風邪の症状は、くしゃみ、咳、鼻水、鼻づまり、頭痛などから始まり熱は上がっても38℃程度までで、
症状としてはインフルエンザと風邪は似ていますが、いきなりの熱から始まり熱が39℃以上で、倦怠感をともなうのが風邪と違うところです。
ところが、鼻水やくしゃみ、咳などから始まって熱も微熱程度から始まるインフルエンザもあるのです。
微熱から時間の経過と共に38.5℃から39℃くらいまであがるパターンとそのまま微熱でダラダラと1週間以上続くパターンとがあります。
風邪の場合には、鼻水や咳、のどの痛みといった局所にたいしての対処療法しか薬はありませんが、インフルエンザの場合には、例え微熱だとしても薬がありますので、病院へ行って処方してもらえば、短期間で治ります。
インフルエンザの予防接種をしていての感染だった場合に、軽症ですみますので微熱や軽い鼻水などになることが多いです。
インフルエンザはお風呂で感染しちゃう?
鼻水や出来が出るけど熱が無いからと、お風呂に入ってしまった時に「もしかしてインフルエンザだったら・・・」と焦るでしょうけどお風呂を介しての感染は少ないです。
少ないというのは、タオルなどを共有したりウイルスの付着した手でシャンプーボトルや湯桶などを触った後消毒しなかった場合です。
インフルエンザの感染経路は、飛沫感染と接触感染なので、お風呂場でくしゃみや咳をするときに口を手で押さえるときにウイルスが手に付着してしまいます。
すぐに石けんで洗えばウイルスは死活しますが、うっかり洗う前に何かを触ったりしてしまうと、そこにウイルスは残ってしまうことになります。
インフルエンザウイルスは、湿度と高温に弱いのでお風呂という場所では活性化できないので、触ったかなと思われる所には、熱いシャワーをかけておくのを忘れなければ、家族に移す心配はありません。
ただ、もしもということも考えて、お風呂に入るなら家族の最後がいいですね
インフルエンザの予防接種をしても罹患するの?
インフルエンザの予防接種というのは、感染するのを予防するのではなく重症化するのを予防するために接種するものです。
だから、インフルエンザに感染している人と接触してしまうと感染してしまいます。
ただ、感染したとしても高熱をだすようなひどい状態にはなりません。
抗体をつけるためにするのが予防接種
抗体をつけることを免疫力をあげるとか高めるともいいますよね
その免疫とは、一度体に入り込んだ異物を覚えていて、素早く対処する物質を作りだし、無毒化して消滅させてしまうシステムの事です。
この物質の事を抗体と言います。
身体に初めて入り込んだ異物の場合には、処理する抗体をどのように作るのかが分かっていないので、対応が遅くなり、高熱がでたり、咳や鼻水が酷くなります。
(熱が高くなるのは、ウイルスは低温の方が活発になり、ウイルスを攻撃する細胞は高温の方が活発になるから、脳に体温をあげる指令を攻撃細胞が伝達するからです。)
でも、1度その異物を知れば、処理する抗体を少しだけ体の中に蓄えておきます。
次にその異物が入ってきた時には、蓄えておいた抗体を素早くコピーして異物に向かわせるので、高熱が出る前に処理するから軽い症状ですむのです。
このシステムを利用したのがワクチン(想定した異物)をあらかじめ体内に入れて、抗体を作らせておく予防接種です。
だから、予防接種をしたからといって、インフルエンザに感染しないわけではないのです。
高齢者には自治体から補助金がでて、安く予防接種ができるのも、重症化しないようにするためです。
あと、予防接種をして感染してたとえ軽症だとしても、他の人へ感染させる力は変わりませんので、外出を控え家族に移さない為にも家の中でもマスクをしましょうね。
まとめ
インフルエンザが流行しているときは、風邪症状がでたらまずはインフルエンザを疑ってください。
軽症でも、感染力はあるので周りに移してしまうからです。
予防接種も、感染しないようすると思い込んでいる人が多いですが、感染しないわけじゃ無いのが分かっていただけたと思います。
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