高校受験というお子さんにとって初めての入試が近づいてきて、親子で受験対策をしていることでしょう。
お子さんが勉強を頑張っている姿を見ると、親としてもサポートをしてあげたいですよね
でも、勉強している所に親が口出しをすると、嫌がられてしまうので、親は健康面でのサポートをしてあげるのが一番いいんです。
受験の時に一番こまるのが、病気になって入試を受けられなくなってしまうことです。
とくに受験期に猛威をふるうインフルエンザ対策は必須事項かと思います。
そこで、インフルエンザ対策として、生活面で気を付けることややっておくといい対策、予防接種などについて説明します。
受験生のインフルエンザ対策とは
インフルエンザにかからないようにするためには、マスク着用・手洗い・ウガイをこまめにすることが一番の対策になります。
外から帰った時だけでなく、外出先でも除菌アルコールが置いてあれば使うようにさせましょう。
また、睡眠不足になると思考もうまくいかないし、免疫力も低下します。
受験勉強をしなきゃと焦る気持ちから徹夜をしがちですが、最低でも6時間は寝るようにいいましょう。
もし、「勉強する時間が・・・」と言うようでしたら
人は寝ている間に記憶を定着させているので、睡眠不足だと今日勉強したことがしっかり定着しないことになるよと言ってください。
免疫力をあげる食事
インフルエンザウイルスは免疫が低下していると感染率がたかくなってしまいます。
インフルエンザだけでなく、風邪予防や健康の為にも免疫力をあげる食事を作ってあげてください。
免疫力を上げる食事といっても、特別な食材を使うとかではなく、たんぱく質やビタミン・ミネラルが豊富な野菜や果物など使って料理すればいいだけです。
それは、普段から気を付けていますよね
インフルエンザ予防になる食材として注目されているのがネバネバした食品です。
山芋や納豆、メカブなどのネバネバした者にはムチンが含まれていて、このムチンは気管や消化管などの表面をカバーしてくれる成分です。ネバネバが表面を覆ってウイルスが細胞に入り込めなくしてくれるのでしょう。
免疫力をあげるには腸内環境を整える
免疫細胞のほとんどが腸にあるといわれているので、腸内の善玉菌を増やすことで腸内環境が整います。
腸内環境が整えば、自然と免疫力アップにもなるのです。
善玉菌といえば、乳酸菌やビフィズス菌が有名ですよね
数年前から話題になっている明治のR-1ヨーグルトがインフルエンザ予防に効果があると言われています。
どんな効果があるのかというと、免疫を活性化してくれることです。ウイルスが侵入してきた時に免疫細胞を活性化させ素早く攻撃させることができる。
乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトには、NK活性増強効果があり、風邪罹患リスクを低減します。株式会社 明治では、地方自治体の協力を得たヒト試験やマウスの抗インフルエンザ試験を実施し、乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトに、NK活性増強効果や風邪症候群への罹患リスク低下効果、さらにはインフルエンザの抑制効果の可能性があることがわかりました。
明治ヨーグルトライブラリー引用
ヨーグルトとしては少し高いですが、インフルエンザ以外にも腸内環境を整えるということは老化防止にもなります。
お子さんだけでなくご両親も一緒に食べてみてください。
受験生はインフルエンザの予防接種をしたほうがいい?
生活習慣や食生活で予防をして、あとは予防接種ですね。
インフルエンザの予防接種は毎年必ずやっている人と、やらない人の両極端にわかれているんです。
実際に予防接種をしてもインフルエンザにかかってしまうから、効果が今一つわからないからというのが理由のようです。
予防接種をしても、インフルエンザになってしまうのは、予めどんなウイルスが流行するのかを予測してワクチンを接種するからだと言われていますが、現在は、A型2つとB型2つの4種類のワクチンを接種しますので、少し前よりは予防効果が上がっていると思います。
また、予防接種をすることでたとえ、インフルエンザになってしまったとしても重症化しないので意味はあると思います。
受験生は2回接種するほうがいい?
インフルエンザの予防接種は、13歳以上は1回でいいとされていますが、希望すれば2回接種もできます。
なぜ、1回でいいものを2回してもいいといわれるのか?
13歳未満の子供はインフルエンザウイルスに対しての免疫が弱いため1回接種して、2~4週間後にもう1度接種することで、免疫をアップさせているのです。
これは、13歳以上でもウイルスに対して免疫が弱い人は2回やるべきなのではと思いますよね
弱いから予防接種してもインフルエンザになってしまうのでしょうから
ただ、料金が高いので、2回もできないということもあるでしょうし、ワクチン不足で予約が取れないということもあります。
それでも、受験生のこの冬だけは2回接種して、万全の態勢で入試に行ってもらいましょう。
インフルエンザの予防接種をするなら時期は?高校受験にあわせるなら
予防接種をしても免疫の効果が現れるのは2~3週間後になります。
高校受験で私立は1月頃からはじまりますから、それまでにはしっかり免疫ができていないと困りますよね
なので、11月中には1回目をそして12月に2回目を接種するのが理想です。
ワクチンの免疫効果が持続するのは5か月ほどですので、11月中に接種しておけば受験が終わるまでは予防できます。
まとめ
子供の初めての受験って本当に親はドキドキしっぱなしです。
入試日に病気になったりして受けられなかったらどうしようと、しなくてもいい心配でドキドキしていました。
私は、子供の大学受験より高校受験のほうが神経をすり減らしていました。
大学は浪人しているひとがいますけど、高校ではいませんよね
また、本人が希望するところに行けないと、モチベーションが下がってしまい、高校生活も楽しく過ごせないんじゃないかと、これまた心配してハラハラしてました。
親にできることは、病気にならないように健康に気を付けてあげることしかないので、1月から3月のインフルエンザが流行する期間は特に気を張っていました。
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