七夕飾りにするくす玉の作り方は何種類かありますが、今回紹介する作り方は、何回も折りこむことがないので、簡単にできるし、軽いので細い笹竹に下げてもバランスよくつけられます。
折り紙を折るのが苦手な人でも作れますからチャレンジしてみてくださいね
七夕の飾りくす玉の簡単な作り方
くす玉を作るための材料と道具
折り紙 くす玉用に6枚 フリンジに1枚
糸と針、タコ糸20㎝くらい、爪楊枝1本、のり
ハサミ
①正方形の折り紙を半分に折って三角にします。それを更に半分の三角にします。
②三角形の輪になっていない面にギザギザの切込みをいれます。両端は1㎝くらい切らないでください。
均等なギザギザをフリーハンドで切れるならフリーハンドでもいいですが、出来そうも無かったら厚紙で型を作っておくと楽でキレイに切れますよ。
③切り込みを入れたら、拡げて折り目の所を中心から3分の1残して切ります。
④両端に切り込みを入れずに残した部分の片方に糊をつけて張り合わせます。
⑤残り3つも同じようにしてください。
⑥同じものを全部で6個作ります。
針に糸を通して用意しておき、爪楊枝の刻みのある方(頭)を折って、そこに糸を絡めます。
⑦3個を重ねたものを2つ作り、背中合わせにします。
⑧爪楊枝を取り付けた針と糸で中心を通します。
⑨爪楊枝がストッパーになります。
⑩糸を引っ張ると全体が丸くまとまりますので、一度玉結びにしておきます。糸は切らないでそのままにして、後程作るフリンジの紐と結びます。
くす玉のフリンジの作り方
フリンジの作り方は、ほとんど吹き流しと同じになります。違う所は上部の折り返しを戻すところだけです。
①上部を1.5㎝くらい折ります。
②半分で折り目を付けて広げます。
③半分の折り目を目安に両サイドから折ります。(画像では広げていますが、折ったまま次へ進みます)
④さらに、中心に向かって両サイドから折ります。
⑤一度全部広げてから、改めて蛇腹折りに折り直します。(小さなハリセンを作ります)
⑥これを三分割するように折り目のところまで切ります。
⑦の画像のように切ってください。
途中で折り紙が変わってしまってすみません。(最初の部分の写真を撮り直したもので・・・)
⑧切り終わったらまた、千切れないように注意しながら広げてください。
⑨横向きに置いてからタコ糸のような少し太目の糸を用意して、輪にしてから結び目ではないほうをフリンジ側に置きます。
⑩タコ糸が抜けないように注意しながら端からクルクルと巻いていって下さい。上部を糸できつく縛ります。
⑪フリンジの中にある輪になった部分のタコ糸を持って、フリンジをひっくり返すようにすると、結び目などが隠れてフリンジが出来上がります。
⑫くす玉に残しておいた糸とフリンジのタコ糸を結べば出来上がりです。
七夕飾りの網飾りの作り方
網飾りは折りたたんだ折り紙を交互に切ることでできます。
正方形の折り紙を三角に折って、さらにもう一度三角におります。
画像の赤い線(ちょっと均等に印できなくてすみません)を交互に断ち切ります。残す分を同じ幅になるようにしてください。
拡げると、蜘蛛の巣のようになり、中心部分を引っ張り上げると網状になります。
この網は投網をイメージしていますが、下になっている部分を逆にするとくず入れになりますよ。
長方形の網を作る場合には、正方形の折り紙を半分に折って、さらに半分にして長方形にします。
それを三角の網のように交互に断ち切ります。
七夕飾りの吹き流しの作り方
吹き流しは、くす玉のフリンジと同じ作り方になります。違うのは、最初に折り返す部分と、最後の処だけです。
①上部を色のついている方に1.5㎝くらい折ります。
②半分で折り目を付けて広げます。(画像では広げていますが、折ったまま次へ進みます)
③半分の折り目を目安に両サイドから折ります。
④さらに、中心に向かって両サイドから折ります。
⑤一度全部広げてから、改めて蛇腹折りに折り直します。(小さなハリセンを作ります)
⑥蛇腹折りしたもの
⑦これを三分割するように折り目のところまで切ります。
⑧山になっている部分をそれぞれ摘まむと、吹き流しの形になります。
⑨折り返している部分の中側に糊をつけて、ばらけないように接着してできあがりです。
十文字型にせず輪にになるように接着すれば、円柱型の吹き流しができますよ。
さいごに
久しぶりに折り紙をやっていたら、楽しくなってしまい、七夕飾り以外にもあれこれ作ってしまいました。昔はたくさんの種類の折り方を覚えていたんですが、やらないと忘れてしまうものなんですね。
でも、試行錯誤しながら作っているうちに思い出してきましたので、これからは年中行事の時に折り紙で作るのもいいかもしれません。
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