本ページにはプロモーションが含まれています。

蓮の花ろうそくの溶け残りを再利用!仏壇のロウソクを手作り!

お盆関連

お盆には蓮の花の形をしたローソクを使っています。このローソクって中心部分だけが溶けて外側が溶け残ってしまうんです。

 

お盆の間はローソクを灯している時間が長いので、4日間の間で2~3個使うときがあり、その分溶け残ったロウソクの外側が出来てしまいます。

 

捨てるにも困るので、何とか再利用できないかとあれこれ工作をして使えるようにしました。制作過程を写真を添えて説明しますね

スポンサーリンク

蓮の花のろうそくが溶け残り再利用できないか?

蓮の花の形をしたロウソクを初めて知ったのは、今から20年近く前です。夫の葬儀でお願いした葬儀社が持ってきたもので、それまで仏壇のロウソクといえば、背の高いロウソク立てに細いロウソクをつけるものしか知らなかったので、背が低く蓮の花の形に「これはいいな」と思ったものです。

 

わが家のお盆は、迎え盆の日に仏様をお迎えしてから、送っていく送り盆の日まで、ズーッとロウソクを灯したままにしています。

 

と言っても、お盆棚のそばに誰もいない状態になるときは消しますが、出来る限り誰かしらがいるようにしてロウソクを灯しておきます。

 

おばあちゃんの時は、背の高い燭台に長いロウソクを立てていたので、倒れて火事にならないように、常に盆棚を気にして見ていたのが子供のころは大変で面倒でした。(仏様には申し訳ないけど)

 

そんないきさつがあっての、蓮の花ろうそくだったので、これで少しだけ火を灯し続けても安全かもしれないと思ったのです。

 

実際には、火をつけたままにして席を外すのは危険ですが、一時も気を抜けないという状態ではなくなるという事ですよね

 

蓮の花ロウソクを知ってからこれまで何十個とお盆に灯してきましたが、ロウソクの中心部分だけが溶けて、外側が残ってしまうんです。ロウソクの芯がなくなるので、どうにもならないんですよね

 

 

たくさん残ってしまう外側だけのロウを捨てるにも可燃ごみに出していいのかと悩み捨てられずにいました。

できれば再利用したい!

 

そんな思いを数年抱えてきて、溶け残ってしまう外側を何かで作って、中心部分に溶け残ったロウを利用すればいいかもと、これも数年考えてきました。

 

火を使うから安全な物で、できればおしゃれよりは仏に使えるようなもの、そして身近にあるものや安く購入できる物で作りたい。

 

やっと、材料を揃える事ができたので作ってみました。

 

手先が器用ではないので出来上がりは、下手なんですが最初の作品ということで目をつぶってください。

 

制作過程を参考にしていただければと思います。

仏壇のろそくを手作り

外側になるロウの器と溶け残ったロウを溶かして作った器に入れられるように作ります。

最初に用意した物を紹介します。

火を使っても溶けないものをと思いダイソーで石粉ねんどと成形するためのヘラなどを購入しました。

ロウが溶けても大丈夫なように耐熱カップと溶かしたロウを入れる製菓用の紙カップをセリアで購入しました。

あと、写真がありませんが、ロウソクの芯をキャンドル作りの資材を扱っている手芸店で購入しました。ネットでも購入できますが安いので送料の方が高いから手芸店を見かけるたびに寄るようにして見つけました。

ロウの器作り

ねんどに絵具を少し混ぜて色を付けました。仕上げてから絵具で色を付けてもいいんですが、最初から色が付いている方が楽かなと思い陶芸で土をこねるようにして色を付けました。

色を付けたねんどを3等分して、それぞれを薄く延ばします。

耐熱カップの周りに花びらをつけるようにして作りますので、薄く延ばす長さは耐熱カップの円周に合わせます。高さは、耐熱カップの高さに2㎝プラスしたサイズにします。

薄く延ばしたねんどを10等分して花びらの形にして切り取ります。私は紙で型紙を作りそれに合わせて切り取りました。

スポンサーリンク

花びらの形にしたもの1枚を耐熱カップに貼りつけます。底の部分に少ししかつかなくても、この時は大丈夫です。

残り2枚は花びらの形のまま1枚づつに切り離します。

切り離した花びらを最初に貼りつけた花びらの開いている部分を埋めるように貼り付けていきます。上側ではなく下側に貼りつけていくので余った分を底へ回していきます。花びら同士も隙間ができないように指やヘラで均していって下さい。

花びらが3段になるように貼り付けたら、耐熱カップより小さめの缶ジュースなどに逆さにかぶせて乾燥させます。

乾燥しましたら透明ニスを塗って完成です。

小学生の工作の方が上手かもしれない仕上がりで恥ずかしいですが、とりあえずできました。

溶け残ったロウの再生

溶けたロウを入れるものを用意します。

製菓用のカップにロウの芯を中央に固定されるようにするために、割箸を使います。

割箸をカップより少し長めに折って片側を輪ゴムでとめて、ロウの芯が中央に来るようにします。

溶け残ったロウを細かく砕き、湯煎するための容器に入れ、水を沸騰させた後とろ火にした鍋に入れます。最初は、砕かずにやってみましたが、溶けるまでに時間がかかったので砕くようにしました。

割箸なので輪ゴムを使わなくてもと思うでしょうが、輪ゴムで止めて置けば割箸を外す時に簡単なんですよ!輪ゴムをとるだけだから

湯煎に使ったのは、ダイソーで見つけたチョコレートを湯煎するためのものです。16㎝の片手鍋の使っていない古い鍋があったので、それを使いました。今後はロウを溶かすための専用鍋にしようと思っています。

 

さいごに

今回は石粉ねんどで作りましたが、他にもレジンなどでも作れるのではないか考えています。型取りのほうがキレイにできますからね
私の作り方を参考にしてもらってもっといいアイディアが出るといいなと思っています。

スポンサーリンク

コメント

  1. たきさわ いくえ より:

    はじめまして、こんにちは。
    コメント失礼致します。
    私の兄の葬儀にて、こちらの蓮の花のろうそくを葬儀屋さんが使用しておりました。自宅でも使用したいと探しておりましたが、なかなか見つけられず。
    差し支えなければ、販売先などを教えて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?

    • ヒロ より:

      コメントをありがとうございます。
      蓮の花ロウソクは、仏具店やお盆時期のホームセンターなどで見かけますけど、確実なのはアマゾンや楽天のショップで通販が良いと思います。価格もそれほど違いはありません。
      上記で紹介しておきました。

タイトルとURLをコピーしました